ひなママ さん
(お子さん:女の子)
誰と?:お母さんと

Webデザイナーという職業柄、普段HTML程度のコーディングはしているものの、実はプログラミングが苦手。子供はプログラミングに興味を持つものも、私としては良きアドバイスもできず、基本放置状態。そんな母でも子供が自発的に取組める楽しく学べるプログラミングツール日々模索中です。

私がパソコンで仕事をしているためか、娘は幼稚園の頃からパソコンに触れることが好きで、ビスケットやスクラッチといった簡単なビジュアルプログラミングに、とても興味を持っておりました。単純なゲームを作って遊んでいましたが、それはあくまで2Dの世界。最近では立体的なロボットに興味を持ち始め、「ロボットを動かしたい!」などと高価なキットをリクエストされていたところ、なんと今回の体験に見事当選しました!
こちらはプログラミングと、それに連動させて手作りのロボットを実際に動作させる事ができ、まさに娘の希望を叶える一石二鳥の、3D世界でのプログラミング体験です。親子共々大喜びで、いまかいまかと首をなが~くしてキットの到着を待ちわびていました。
到着するとあまりの興奮で、片っ端からパーツを広げ始めた娘を一旦静止、キットを元通りにお返しできるよう、現状写真をパチリッ。いつもなら「これ、どうやるの~?」と他力本願のところがある娘ですが、今回ばかりは説明書とにらめっこしながらロボットを自力で完成させました。その間、私がパソコンのセットアップを行い、親子そろって熱中です。スタートダッシュはピカイチの娘ですが、今回は初めてのロボット操作。根気よく続けられるかな?と心配しつつ、ここから母は傍観です。
そして、いよいよプログラミングへ。
まず最初は、パソコンには接続せずロボット本体に簡単な指示をインプットしてみました。レゴブロックで作ったロボットが「Hello!」と産声をあげた時には、娘も私も拍手喝采。自分のプログラミングが、初めて形となって表れて、娘も達成感で満面の笑顔です。頑張った成果がすぐ目に見えるのは、ちょっとした困難を乗り切る励みになりますね。
次に、説明書にならってパソコン上でビジュアルアイコンを連結させ、組み合わせていく事でプログラムを構築していきます。直感的に作業できる内容でしたが、途中どうしても上手くいかない所がありイライラする場面があったものの、なんとか1人で試行錯誤しながらクリアしていきました。
「みてみて!ロボットが障害物の10㎝手前でストップするよ」と、自力で完成させたロボットが正確に作動する姿に喜びも一塩です。
今回の目標は、自分でがんばる。母なしでも、難しいと思う問題点を一つ一つクリアしていくプロセスを楽しめたようです。まだまだ初歩的なプログラミングで終わってしまいましたが、工夫次第でどんどんステップアップできる奥深い機能が沢山ある事を知り、次なる目標をみつけた娘は、今手放すのが名残惜しそうです。
ママの間でも大人気のプログラミング学習が、粘り強さと集中力を養えて、かつ楽しみながら学べるツールだという事を、まさに実感できた有意義な体験でした。このような機会を与えて頂きどうも有難うございました。